
“ひろゆき”が「介護業界で働くのはさっさと辞めた方がいい」「身体も壊すし給料も安いのでいいことがない」と言っていたけど本当?
介護職に未来はないのでしょうか??

“ひろゆき”氏の発言はあくまで一つの意見として受け止めるのが正解です!
ブログ運営者のどらけーは20代から個人事業主、営業職を経て、脱サラして無資格・未経験から介護士になったので、介護士のいい面をたくさん知っています。
お疲れ様です!
どらけー(@dra-k-blog)です。
今回は論破王こと”ひろゆき”氏の発言について現役介護士の僕が本音を伝えます。
僕は介護士として5施設以上の現場の経験があり、現在も夜勤専従で日々奮闘しております。
実際の体験談をもとに記事を書いているので、参考になれば幸いです。
- これから介護士に就職・転職しようかと悩んでいる方
- 将来ずっと介護士を続けていいのか悩んでいる方
上記の方向けの記事です。
それでは本編スタート♪
“ひろゆき”氏の伝えたいこと
“ひろゆき”氏は過激な発言が多く討論に強いため「論破王」として有名で、若者目線で的を得た情報を発言してくれるので圧倒的支持を集めているインフルエンサーです。
上記動画では”ひろゆき”氏は
「介護業界で働くのはさっさと辞めた方がいい」「身体も壊すし給料も安いのでいいことがない」
と過激な発言しています。しかし話を最後まで聞くと
「介護の機械化を進めた方が人類にとって便利」
ということを伝えたくてこのような発言をしたと述べています。
“ひろゆき”氏はITを駆使することで、職員が腰を悪くする被害を減らすことになる「介護の機械化」という大きな課題を介護業界が達成するために「介護士は減った方がいい」という結論に至ったと発言しました。
さて介護士の皆さんはどう思いましたか?
この発言、僕は大賛成です!
ちなみに僕も大学でIT分野を専攻していたので、効率化を優先する思考回路を持った”ひろゆき”氏と精通する部分があると勝手に思い込んでおり、”ひろゆき”氏の信者の一人です。(笑)
しかし”ひろゆき”氏の「身体も壊すし給料も安いのでいいことがない」という発言は、
は??
ってなりました。
それは間違っていると介護士を続けている方なら分かっているはずです。
介護職は「ありがとう」と利用者様から直接感謝の気持ちを伝えてもらえるやりがいある仕事です。
次の項で介護職を続けて良かった点を例に挙げていきます。
介護職を続けて良かった4つのこと

介護職のいいところは書けない程たくさんあるので、
今回は介護職を続けて良かったという点にフォーカスして4つ挙げました。
仕事に生かせる国家資格の取得が容易
社会福祉専門職の介護に関する唯一の国家資格である「介護福祉士」。
「介護福祉士」国家資格を所持していると介護の専門知識を有している”介護のスペシャリスト”とみなされ様々な仕事に従事することができます。もちろん資格手当もつきます。
そんな「介護福祉士」ですが未経験・無資格でも条件を満たせば介護福祉士国家試験を受験できます。いわゆる「実務経験ルート」と呼ばれるものです。条件は
- 実務経験3年(1,095日)以上、かつ従業日数540日以上 + 介護職員実務者研修の修了(EPA介護福祉候補者以外)
つまり介護業務を3年間のうち540日以上勤めて、その間に「実務者研修」の資格を取得していれば国家資格受験できる資格を得られます。
無資格・未経験でも介護業界で3年間働くと国家資格が取得できることは大きな魅力です。
介護福祉士国家試験は例年、合格率7割前後で比較的簡単に資格取得可能な国家試験です。

ちなみに僕は「実務経験ルートで」2022年度に介護福祉士国家試験を受験して合格できました。
きちんと勉強しないと受かりませんので、ご参考にどうぞ。
キャリアアップが他業種より容易
介護の現場は若い職員が少なく、主婦層が大多数です。
主婦層は勤務時間が決まっているパート勤務の方が多く、正社員としてキャリアアップを考えている方はあまりいないのが現状です。
正社員で真面目に仕事をしていれば、すぐに次期リーダー候補になれます。
未経験から始めても介護の資格を取得する誠意さえあれば、
年齢が若くともリーダー職→施設管理者と段階を踏んでキャリアアップが容易です。
介護業界は他業種より人手不足かつ主婦層が多いため、キャリアアップが容易です。

ぶっちゃけ僕は施設側から何度もリーダーにならないかと声をかけられました。
脱サラして無資格・未経験で介護業界に入社した僕は、入社1年目で次期リーダーの打診を受けたのは衝撃でした。(笑)
転職が容易
一般的には転職をする際、雇用主側は即戦力を求めるため実績や経験、スキルが必要になります。
ですが、介護業界は人手不足のため全国どこにでも数多くの求人が見受けられます。
無資格・未経験の求人もあり、とにかく人材が欲しいという業界です。
介護職の転職は売り手市場です。
介護業界は慢性的な人手不足の施設がほとんどで、面接で落とされることはほぼありません。
キャリアがあり介護福祉士の資格を所持していれば、喉から手が出るほど欲しい人材になれます。
それだけ転職が容易なのが、介護業界の魅力です。
【現役から無資格・未経験でもおすすめの転職サイトです】

中高年になっても多様な働き方ができる
一般企業だとほぼ不可能ですが、
介護業界は人手不足のため中高年から介護業界で働くことができます。
僕は実際に5施設以上の介護現場を見てきて、65歳以上の職員も数人見ています。
正社員の方でも60代でもうすぐ定年退職を迎える方もいました。
どのような年齢層や職種の人でも比較的転職が簡単に出来るのが介護職の魅力です。
未経験でも50代から転職が可能なのが介護士という職業です。
また多様な働き方があり、
- 夜勤のみ勤務して高収入が見込める働き方「夜勤専従」
- 派遣会社に登録して高い時給で様々な職場で勤務する「派遣社員」
など、正社員でなくても高収入が見込める働き方があるのが介護の魅力です。
一般的には正社員が責任がある分、ボーナスがもらえて収入が高いですが、
「夜勤専従」「派遣社員」の働き方だと時給が高く、時間の融通が利くのが特徴です。
ただし、ある程度の経験・スキル、介護福祉士の資格が必要なことがあります。

ちなみに僕は現在「夜勤専従」で働いています♪
正社員のころより勤務時間が少なく、希望の休みが取れて、生活水準を落とさずに生活できているのでオススメです!
介護の機械化について

“ひろゆき”氏の話であがった介護の機械化については現場で働いている人間から言わせてもらうと、
まだまだ先の未来の話のような印象です。
社会が強制的に機械化にシフトできるよう世の中にならない限り不可能でしょう。
超高齢化社会に突入する日本の介護業界がどのように変わっていくのか将来が楽しみです。
介護職は向き不向きはありますが、魅力的な職業に間違いありません。
ただ世間的には立場が弱く、インフルエンサーに色々と言われがちな職業でもあります。
僕は多種多様な働き方がある介護職に魅了されたうちの一人です。
これから介護士に就職・転職しようかと悩んでいる方、将来ずっと介護士を続けていいのか悩んでいる方にこの記事を読んでもらえたら幸いです。
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