夜勤専従介護士はきつくない?楽に働くには施設選びが重要なわけ

介護職
ー--⇩ どらけーをフォロー ⇩---

お疲れ様です!

どらけー(@dra-k-blog)です。

どらけー
どらけー

僕は夜勤専従で働く介護福祉士です!

個人事業主→営業職→介護業界に転職して、

現在は夜勤専従で介護現場を日々奮闘しています。

今回は夜勤専従介護士で楽に働くには施設選びが重要なことついて記事を書きたいと思います。

  • 介護士の夜勤の実態について知りたい方
  • 夜勤を楽に働ける施設選びについて知りたい方

上記の方向けの記事です。

実際の体験談をもとに記事を書いているので、参考になれば幸いです。

それでは本編スタート♪

スポンサーリンク

夜勤専従介護士はきついか

結論を先に言いますと、

どらけー
どらけー

夜勤専従介護士は、

きつい日もあるけど、楽な日も多いです!

5施設以上の介護施設で勤務した僕の経験上、

夜勤のきつさは施設形態によります。

あくまでも僕の主観ですが、しっかりと理由があるので以下で説明します。

夜勤の場合の主な業務内容は、

  • 夕食、朝食サポート
  • 就寝、起床介助
  • 定時巡回
  • 排泄介助
  • ナースコール対応

他には雑務がありますが日中のように常に動いているわけではなく、

待機時間が長いのが一般的です。

夜勤は入浴業務やレクリエーションがないため、業務内容が日中業務より忙しくないです。

施設利用者
施設利用者

健全な施設利用者は日中起きて、

夜は静かに寝ているので安心してね~

もちろん例外はあります。

まず、夜勤職員の負荷は利用者の体調次第で大きく変わってきます。

利用者に対し夜勤職員の数がギリギリの現場や、

夜間一人歩きする利用者が複数人いるような忙しい現場も存在するので、

夜勤専従は一概に楽とは言えないのが本音です。

夜勤専従やるなら施設選びが重要

夜勤専従は一概に楽とは言えませんが、楽な施設で働く可能性を上げることはできます。

それは職員が対応する利用者の人数が少ない施設を選ぶことです。

夜勤中に疲れが蓄積する大きな理由として

  1. ナースコールが頻回になる
  2. 夜寝ないで徘徊する利用者が複数人いる
  3. 急変者の対応

1~3は肉体的な疲労ではなく精神的な疲労です。

どらけー
どらけー

肉体的疲労は夜勤専従を続けていると慣れます。

精神的疲労はストレスを抱えやすく、

職員のライフスタイルに影響を及ぼすため危険です!

夜勤専従として長く続けるには精神的疲労が少ないことが望ましいです。

1~3はどのような施設で働いても起こりうることですが、

利用者が少ない施設で働けばその可能性を減らすことができます。

夜間、職員が対応する利用者数が少ない施設で働くと楽な可能性が高いです。

例えば夜間帯でグループホームや小規模多機能型居宅介護は

「利用者9人に対し職員1人以上配置」

と厚生労働省で決まっています。

有料老人ホームで職員1人で20人以上の利用者を対応するのと、

グループホームで職員1人で9人の利用者を対応するのでは、

後者のほうが楽だと思いませんか?

※夜間訪問介護は1対1の介護するので対応人数が少ないといえますが、施設介護とはジャンルが違うので除外しています。

どらけー
どらけー

僕の経験では1フロア9人の利用者を対応するグループホームの夜勤が一番楽でした。

認知症の利用者と接するのは大変だという意見も聞きますので、

グループホームの勤務に関してはこちらを参考にしてください。

自立した利用者が多い施設は楽なのでは?

では利用者の人数が多くても自立した利用者が多い施設は楽なのでは?

という疑問に対して。結論から言いますと、

どらけー
どらけー

自立した利用者が多い施設で働いて楽なのは“今だけ”です。

高齢者の要介護度は自然と上がっていきます。

僕はかつて要介護度が低く、自立した利用者の多い有料老人ホームで数年勤務していました。

しかしコロナ禍で対面やレクリエーションに制限がかかったことで、

たった1年で利用者の認知症が悪化して必要な介助量が増えた経験があります。

また施設側も要介護度が高い利用者を受け入れることで介護報酬を高くもらえるため、

そのような利用者が増えていき、夜勤者の負担が増える構図になっていくと思われます。

施設利用者
施設利用者

昔は高齢者の最期を迎える場所は

病院か在宅しかなかった。

今はほとんどの介護施設で看取り対応をしているよ。

1人1人の利用者の介助量が増えることを考えると、

夜勤者は対応する利用者数が少ない施設で働くことで負担を回避できます。

最後に

“楽に働く”とは仕事が苦ではなく、楽に感じられるというポジティブな意味です。

勘違いしてもらいたくないのは

“楽に働く”=”さぼれる”とは思わないでください。

楽だから夜勤専従を選ぼうと考えている人は、さぼり癖が利用者や職員にばれて居心地が悪くなり長く働けないでしょう。

【夜勤専従の本当のメリットについての記事】

なぜ夜勤専従は施設選びが重要なのかというと、ブラック施設がまだまだ存在するからです。

介護夜勤に関しては、サービス残業、無理なワンオペ、

休憩時間がとれないのが年中当たり前の職場があります。

どらけー
どらけー

僕はある特別養護老人ホームで夜間休憩が2時間なのに、

どう考えても休憩が取れない施設で働いたことがあります。

そのような施設は労働基準監督署へ連絡するか、

すぐに転職しましょう!

ブラック施設や自分に合わない施設だと感じたら転職をしてみてはどうでしょうか?

介護業界は労働者にとって売り手市場です。

転職をご検討の方は転職エージェントに必ず登録しておきましょう。

転職はエージェントを頼ると無料で効率よく、求人を探せます。

【現役から無資格・未経験でもおすすめの転職サイトです】

最後に、

夜勤専従は職員の数が少ない夜間帯に働くため責任重大で、

拘束時間も長いので、きついと感じる方が多いです。

そんな方に楽な施設の選び方として参考にしてもらえると幸いです。

ブログを読んでいただき有難うございました。ブックマークしていただけると励みになります!

コメント